YUMELOG

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アラスカでまったり

日本人ミリ妻、US NAVYに入隊する 後編1

 

先日アメリカ海軍へ入隊が決まりました、アラスカ在住ミリ妻のYUMEです😆

前回の記事で入隊したいと思った理由なんかを書きました…

 

w-yumelog.hatenablog.com

今回は入隊に至るまでのプロセスを書いていきます☺️

 

始めに、私は入隊に2年ほどかかっていて、かなり時間が掛かった人だと思います。

入隊には個人個人の状況などで人とは全然異なるプロセスになりますので悪しからず…😅

 

軍へ入隊する際は、どのブランチもASVABとMEPSという学力テストと身体検査を通過する必要があり、通過基準はブランチによって違います。

テスト内容は高校卒業までに習ったもの+技術系知識。大体3時間ぐらいかかります。

ASVABは大体31〜40くらいが合格最低ラインで、私調べでは空軍(AIR FORCE)と海岸警備隊(COAST GUARD)が毎年他と比べて高い基準となっているようです。

 

身体検査はASVAB以上に基準がブランチによって異なります。

AIR FORCEは視力に関する検査がかなり厳しく、ARMYとMARINEはメンタル系の基準が厳しい感じです。

でも、その基準も毎年・毎月変化するし、噂によると州やお世話になっているリクルーターによっても変わるらしいので、実際受けてみないとわからないという…

 

上記が入隊に最低限必要なプロセスです。

これを踏まえた上で私の体験談を読んでいただくと、軍にあまり関わりがなくても分かりやすいかなと思います!

 

プロセス開始

私時が入隊を考え始めて、初めてリクルーターと会ったのが2020年の夏か秋ごろでした。

私は当初陸軍(ARMY)への入隊を志望しており、NAVYへの入隊は全く考えていなくて候補にも上がりませんでした😅

ARMYを選んだのは旦那がARMYにいるからというのが最大の理由です。

その他の理由としては昇格できる期間がアメリカ各軍の中で最速な事、職種が最多な事です。

 

サウスカロライナリクルートオフィスへ行き、旦那がMARINEからARMYへ移籍する時にお世話になったリクルーターにお世話になることになりました。

 

私は英語をある程度話すことが出来ますが、読み書きは本当にダメで…

ASVAB、ARMYの最低基準に届かず😂

リクルーターはそれを知っていたので、とある提案をしてくれました。

それが入隊後にあるboot campの前に語学プログラムに行くというものでした。

英語が第二言語で、ASVABで一定の点数(確か25〜29)の人が対象、語学プログラム中もARMYの一員としてお給料ももらえるという内容です。

他にも細かい基準がありましたが忘れました😂

私のASVABスコアは普通の入隊基準には満たなかったんですが、このプログラムには受かったのでこれを受けることにしました。

これで身体検査を通過出来れば晴れて入隊です🙏

 

私の最大の難関

後はMEPS(身体検査)に受かれば!という状態ですが、私のプロセスはここで約1年半ほどストップすることになります。

というのも、私は10代前半に自傷行為をしていたことがあり、いまだに傷が二の腕の外側あたりに残っています。

特にこれといった理由も思い出せず、多分厨二病の一種だったんだと思います😂

中学1年の頃連んでいた子や先輩は根性焼きとか普通にしてたし、変に感化されていたのもあるでしょうね。。。我ながらアホすぎる😭

 

なのでリクルーターと傷に関するステイトメントを作り、MEPSに挑みました。

MEPSに行く前にリクルーターから、今日は宣誓できないしこれからカウンセラーと会ったりしてもらうからね!と言われていたので、特になんの希望も持たずにMEPSに臨みました。

 

リクルーターの言う通り、身体検査を一通り終えて傷の感じをドクターに診て貰った後でグループから外されて帰宅。

今後のスケジュール(カウンセラーとの面談など)は私のリクルーターから連絡させると言われたので大人しく待っていました。

2週間ほど待っても連絡が来ず…こちらから連絡すると、どうやら自傷痕だけでなく視力検査と耳の中にあるチューブも検査にひっかっかていたらしく、ややこしいことになっていたようです。まずそれの連絡しろよって感じですよね🙄

(5歳の頃に中耳炎になり、治療でチューブを入れていましたが未だに耳に入っていました😂普通は3年くらいで勝手に取れるみたいです)

 

彼らから連絡を待っている間に、ARMYに移籍して職業訓練のクラス(AIT)が終わりアラスカへの異動が決まりました。

AITが終わってから異動日まで数日しかなく、サウスカロライナでの入隊は不可能ということになりました。

アラスカに到着してから現地のリクルータートランスファーできるとの事だったので私のプロセスinサウスカロライナは終了です。

 

プロセスinアラスカ、グリーンカード問題

リクルーターに言われた通り、引っ越しが落ち着いてから早速リクルーターに会いにいきました。

その時間違ってNAVYのオフィスに入ってしまったんですが、この時話した方が1年後ネイビーに入れてくれます。

が、この時私はNAVYなんて眼中になく、テキトーに流して別日でARMYのオフィスにお邪魔しました。

 

アラスカに着いてからすぐ、腕の傷とは別に問題が出てきました。

私のグリーンカードGC)の期限です。

意外かもしれませんが、アメリカ軍にはGCがあれば市民でなくても入隊できます。

 

アラスカのリクルーターに会ったのが2021年の春ごろで、私のGCは2021年8月に切れます。

CG保持者は期限が半年以上残っていないと入隊プロセスができないので、GCの延長証明が届くまでは保留ということに。

その間私は英語の勉強とジムで体力作り+ダイエットを頑張りました。

 

GCの延長申請した時点で延長証明はすぐ届くだろうと思っていたんですが、これがなかなか届かず…何度もUSCISに連絡し、確か2022年の1月ごろです…

延長証明届くのに約半年😭届いてから速攻リクルーターに再度会いに行き、プロセスを再開させました。

 

入隊不可と言われる

延長証明が届いたことで、ようやくプロセスが再開しました。

この時点でやっとリクルーターが私のサウスカロライナでの記録を見たりカウンセラーとの面談をリクエストするができます。

 

今後何をするかを軽く話し合い、詳細はまた後日連絡をもらえる事になりました。

案の定なかなか連絡がこない中、仕事中にリクルーターから電話があり、「先日君のメディカルレコードを見たけど、ARMYだけじゃなくてどのブランチにも入れないよ。腕の傷と視力の関係で。」と言われました。

仕事中でしたがめちゃくちゃ泣いてしまい、偶然通りかかったストアMGの1人が大丈夫かと声をかけてくれました🥲

私は事情を話し今日は早上がりさせてくれないかとお願いしたところ、MGのオフィスで面談する事に…。

この方実は父親がARMYベテランで自身も何度か入隊しようとした経験があるらしく、少しMEPSに詳しかったんです。

私の話を聞いた上司は、『絶対おかしい。自傷痕があっても病院やカウンセラーに罹ったことがない限り、最低でも1回のカウンセリングがあるはず。その後に入隊できそうか無理そうなのかって話があるべき、サイトにもそう書いてある。近くに違うオフィスがあるから、今日は早上がりしてそこのリクルーターと会ってきなさい』とアドバイスをくれました。

 

MEPSでは(メディカルレコードがあると話は変わるようですが)軍に規定に合わなかったり、少し詳しい検査が必要な場合、何ならレコードがある場合もまずはカウンセリングとしてMEPS外の医者に詳しい検査をしてもらう事になっているようです。

それでOKが出れば問題なく入隊できます。少し軍の規定を下回っていたとしても、waiveして入隊することが可能です。

例)目が悪くてwaiveして入隊する場合、特殊部隊やパイロット等の視力が重要な仕事はできませんが入隊はできます。

全部のケースがそうとは言いませんが、結構な確率でクリアになるかwaiveして入隊となるようです。

しかし、私は病歴やカウンセラーと会ったり自傷行為が原因で病院に行った事もなく、視力に関しても視力が弱いだけで色覚異常などの問題はありません。

なので最低でも1回は医者と会うことができるはずですが、それも無く入隊不可なのはどうも納得が行きません。

なので別のオフィスのルクルーターに意見を聞きに行きました。

 

 

…すみません。

できるだけ削って書いたつもりでまだ前プロセスの半分あたりなんですが、かなり長くなってしましました😭

なんせ2年の間に色々会ったのでどうしても。。。

と言うことで、ここから先は後半2に書いていこうと思います😅

後半は一気に話が進んでいったので、この記事に書いた前半は1年半くらいかかっていますが後半は半年以下です🤣

よければ後半2の方も読んで言ってください💕