渡米10ヶ月 血を吐いたお話
こんにちは!アラスカ在住のYUMEです😊
アメリカ軍所属の旦那と猫に2匹でまったり生活しています。
今年でアメリカ在住歴は3年目に突入。
仕事も無事に見つかり今はかなり落ち着いた生活をしていますが、
実は少し前、アラスカに来る直前まではとてもしんどい状況にあり、ストレス過多で血を吐いたことがあります…。
今回の記事では、その頃のお話をしていきたいと思います。
※この記事では、決して今から移住する予定の人を怖がらせたいと言ったような意図は全く、これから移住をする方々や興味があると言う方々へ『こんなこともあるのか』と気に留めていただき、より良い移住生活にしてもらえたらいいなという気持ちで書いております🙇🏻♀️
時系列としては2020年の初夏ごろのお話です。
2020年5月から旦那はアーミーへ移籍したのを機に職業学校(AIT)に行っていました。
AITの期間は旦那の場合だと15週間、それにプラス2週間のquarantineがあり、トータルで4ヶ月程度のスケジュールでした。
当時私は仕事をしていたのですが、いつも旦那が送り迎えをしてくれていたので免許が必要ではなかったんです。
車も1台しかなかったので、後ででいいでしょ!というゆるいマインドだったんです。
今思い返すと、その頃の私をぶん殴ってやりたいです。。。
いざ、旦那のアーミー移籍が目前になってきたと思った頃、コロナが発生。
そのせいでほとんどの役所が閉鎖となっていてDMVも例外ではありませんでした。
正確には完全閉鎖ではなかったらしいのですが、緊急性・重要性のないものに限って業務がストップしてしていました。
なので私の免許が取れないまま旦那はスクールへ…
しばらくの間は旦那の(マリン時代の)同僚とその奥さん(私の同僚)に送り迎えをお願いしていました。
しかし、ガソリン代を支払っている&旦那の元同僚はコロナの影響で時短勤務となっていて空き時間があるとはいえ、私の家と彼らの家は車で約25分の距離。
結構遠いです。
私が免許を持っていないことで旦那の同僚やその奥さんだけでなく、私の上司や他部署の同僚にも迷惑をかけていました。
私が仕事に来れないせいで、私の部署を他部署の人が助けなければいけない状況だったのです。
ここまでが、当時の私に大きなストレスを与えていた背景です🥲
免許がない中、私は上司から他の勤務地への異動を言い渡されました。
その勤務地は私の家からは最寄りではあるんですが、今まで助けてくれていた旦那の同僚や友人のことを考えるとあまり便利な場所ではありませんでした。
特に旦那の元同僚の奥さんは私と同じ職場だったので、送迎をお願いするに当たってなにかと便利だったんです。
この2人以外にも送迎をしてくれていた私の友人達もほぼ同じ職場でしたし、この異動は私にとってあまりいいものではなかったのです。
とはいえ旦那の同僚が時短勤務なのでなんとかなるだろうと思っていたところ、彼が普段通りのシフトに戻るとのこと。
ここで私は自力で通勤しなければいけなくなりました。
もうここで私はちょっと泣きそうです😩
調べてみると自転車で約40分くらいの距離だったので、坂道もないし意外とイケるかも。と思い自転車を購入。
免許が取れる間までの自力通勤に備えました。
しかし、新勤務地への初出勤の前夜、急な体調変化がが起こります。
日課のユーチューブを見ていと、急に激しい頭痛が始まりした。
私は元々頭痛持ちなので薬を飲んでおけばそのうち治るだろうと思っていましたが、薬を飲んでも良くなるどころか徐々に悪化…吐き気までしてくる始末。
頭痛からの吐き気も初めての経験ではないのですが、できれば嘔吐はしたくないので我慢していました。
しかし数時間経過した頃、さすがに我慢の限界が来てトイレへ行きました。
胃の中の物を吐き切ってスッキリしたと思ったらまたこみ上げてくる物があり、赤黒いタンのようなものを吐きました。
そこからタンのような物から徐々に水っぽくなり、同時に血っぽい赤さが目立ってきました。
そのタイミングで吐き気が治ったのでベッドに戻りましたが、先ほどから続いている激しい頭痛と胃のチクチク感、吐いたことによる喉の痛みで眠ることができませんでした。
寝れないまま朝を迎え、午後から始まるシフトに合わせて自転車を漕ぐこと1時間!😇
予想よりもかなり時間がかかってしまいました。
しかも途中スコールに見舞われてしまい、ぐっしょりのまま8時間のシフトをこなしました。
その日は夜のシフトで、仕事が終わる頃には外は真っ暗です。
上司に、帰りはトラックを持っている友達を呼びなさいと言われて急遽友達を召喚。
彼は旦那のマリン時代の同僚で以前から付き合いがあり、新職場のすぐ近くに住んでいました。
彼に言われて気づいたんですが、新しい勤務地と私が当時住んでいたエリアは勤務地がある基地を出てしまうとお世辞にも治安がいいエリアとは言えません。
人口は少ないんですがドラッグが蔓延してしていて、結構な頻度でジャンキーたちがうろうろ空いているのを見かけます。
実際、旦那と一緒に車に乗っていて窓を叩かれドラッグを要求されたこともあります。
隣の市ではカジュアルに銃関係の事件が発生していて、そんなエリアを22時過ぎに女1人で帰ろうとしてたのです。
迎えに来て来てくれた友人に怒られる実際…
自分の認識の甘さを反省しました🙇🏻♀️
濡れた髪や服で8時間も仕事をしていたので、当たり前のように発熱していました。
そして前夜からの頭痛も続いており、吐き気も酷くなっていました。
(その後も吐くたびに血のような物が混じっていました。)
一晩寝るとかなり回復したもののまだ全回復とは言えない感じ。
もうこの時点で心が粉々に折れていて、この状態では仕事はもう無理だと判断。
翌日速攻で理由を話して退職しました。
さて、血を吐いたことで思ったことですが…
私、いつのまにかストレス貯めていたのかな。ということ。
血は2日ほどしか出ていないので、軽い炎症か何かだったのかもしれません。
しかし、この出来事は色々と考えるきっかけになりました。
いくら慣れて来たとはいえ、たかだか10ヶ月。
英語が得意というわけでもないのに日本語は一切ない生活。
気軽に電話したり遊びに誘える友人もいなくて、(時差で)日本にいる友人とは話すのが難しい。
それに加えて、免許がないことで沢山の人に迷惑をかけている状況は自分で気づかないうちに大きなストレスになっていたんだと思います。
元々ストレスが胃にくるタイプなので、これだと納得がいくというか。。。
仕事が必要っていう状況もありますが、やはり精神的にも身体的にも健康第一だなと痛感。
人に頼るということがあまり得意ではないタイプなので、人に何かをしてもらったら感謝してよりも先に謝罪が先に出てくる…苦笑
しかし、どんな人でも人に頼らなければいけない状況に出会うと思います。
そこで申し訳ないと思うのではなく、人が差し伸べてくれた手を素直にありがたく受け取れるようになりたいです。
その分後から恩返しができればいのかな、と思います。
ただ、当時の自分にもう一つだけ言いたい事があるとすれば
血を吐いたなら病院へ行け!!!
です😂😂😂
上記の通り、周りに素手入り迷惑かけまくっている上にだいぶ夜中だったし、翌日は仕事だし旦那は基地から出てこれないしで、誰も頼れなかったんですよね🥲
これから移住を考えている方々には、自身のストレスに敏感になってあげてほしい通り思います。
大丈夫だと思っていても、思ったよりストレスのかかる環境になると思いますので…
かなり長くなってしましましたが、今回の記事はこの辺りで締めたいと思います!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました😊